赴任地の活動から芽生えた農産物加工ビジネスの想い
第22回目のゲストは、千葉県我孫子市から 坂巻 陽介 さんをお迎えしました。
シーズンになると青果物があふれて安価で取引される現状を目の当たりにし、「農産物加工の分野で修行し、パナマに戻りたかったのが原点」
農獣学部を卒業し、新卒でJICA海外協力隊に参加 → 酒蔵で杜氏修行 → 商社勤務 → 食品メーカーを起業 した坂巻さんはこのように振り返る。17年前に創業した 株式会社 風土食房 は、現在では某有名食材店のプライベートブランド事業を手掛けられていたり、千葉に根差した食材を地元ラジオ局と共同開発する事業から生まれたご当地調味料「ネギイチバン」、「マッシュルームイチバン」も好評販売中。
「協力隊に参加したから今がある」と語る坂巻さんに、当時の甘酸っぱい想い出とともに、現在の事業への道のりや想いについてお伺いしました。
帰国間近の隊員や帰国後進路のステップアップを目指している隊員の皆さんにぜひお聴きいただきたいです。
(聞き手:矢島 亮一)