嬬キャベ海外協力隊プロジェクト
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、JICA海外協力隊として開発途上国で活動していた仲間たち約1,800名が、3月に世界中から緊急帰国しました。
彼らは本来2年間の活動期間中に、何度もぶつかり挫折しながら、言葉や国境を越えて一つのものをつくりあげていく面白さ、その中で生まれる連帯感、
かけがえのない現地の仲間などを得て帰国し、世界の未来を支える頼もしい人材となって次の舞台で輝きます。
しかし今回の1,800名は、荷物も中途半端に現地に残し、それ以上に気持ちの整理もできない中、挨拶ひとつできないまま帰国したのです。
「不完全燃焼」の隊員たちが海外で培った能力・体力を、いま必要としている現場。
それは、夏秋キャベツ生産量No.1の「嬬恋村」でした。
群馬県嬬恋村におけるJICA海外協力隊社会還元プログラム
「嬬キャベ海外協力隊」3次隊募集中!
海外での活動を中断せざるを得なかった皆さん。
その悔しさと意欲を、国内の舞台へ還元しよう!
浅間山のふもとにキャベツ畑が広がる群馬県嬬恋村。
標高700~1,400mの冷涼な気候で育った夏秋キャベツは、全国一の生産量を誇ります。
6月下旬から10月末に収穫の最盛期を迎えるこの地域では、今回の新型コロナウイルス感染拡大に伴う人手不足により農業生産に深刻な状況が生じています。
このプログラムは、嬬恋村において、農業に携わりながら協力隊経験の社会還元を行うことを目的としたプログラムです。プログラム中は、農家で一人の働き手として農作業に従事し、生産現場に少しでも貢献するとともに、日本の農村社会から農業やコミュニティの在り方、地域づくりの取り組みについて学び、更には途上国での活動経験を地域に還元するため、地域のニーズ調査やそのアウトプット方策について一緒に考えていきます。また、プログラム期間中は、参加隊員と共同生活を行い、協力隊経験の棚卸しや社会還元の実践について学びを深めていきます。
国内待機中、または次の舞台へとすすむ前に、もう一度一つのコミュニティに飛び込み、多くを学び、ともに汗を流し、協力隊経験をどのように活かすか私たちと一緒に体を動かしながら考動しましょう!
詳細情報
<JICAサイト>
対象 | JICA海外協力隊一時帰国隊員 (一時帰国中に任期満了となった人も含む) |
期間 | 随時~10月下旬 (終了日はおって調整) |
主な活動内容 | 援農活動: キャベツの植え付けや収穫作業 (一人一受入農家) その他 : 協力隊経験の棚卸しや社会還元の実践について他の参加者とともに学びを深める |
求める人物像 | ・早朝からの農作業に耐えられる心身ともに健康な方 ・相手の立場にたったコミュニケーションができる方 ・プロジェクトの目的を理解し、良識ある社会人としてのマナーでチームとして行動できる方 ・アルバイトが主目的ではなく、地域の方々のために何ができるか考え汗をかける方 |
任地 | 群馬県吾妻郡嬬恋村 |
雇用形態 | 農作業については、農家と隊員との雇用契約により就労。 就労先の農家から賃金(アルバイト代)のお支払いもあります。 |
応募方法、 応募締切 | ①名前(フリガナ) ②性別 ③派遣隊次(活動期間) ④派遣国 ⑤職種 ⑥居住都道府県 ⑦普通自動車運転免許の有無(AT限定の場合はその旨ご記載ください) ⑧参加に対する決意表明(300~500文字程度) をinfo@terrakoya.or.jp へお送りください。 |
応募・活動スタートまでの流れ | 1.応募(随時) 2.オンライン面談:20分程度 プロジェクトの詳細や活動内容等の説明 3.農家とのマッチング (担当:JA嬬恋村や嬬恋キャベツ振興事業協同組合等現地関係機関) 4.現地へ移動 5.オリエンテーション(1日〜2日間) 6.農家での活動開始 |
《応募・問い合わせ先》
嬬キャベ海外協力隊プロジェクト事務局
自然塾寺子屋
〒370-2202 群馬県甘楽郡甘楽町小幡七 TEL/FAX:0274-74-6061
WEBサイト:https://terrakoya.or.jp
Eメール:info@terrakoya.or.jp 担当:矢島、森
お問い合わせ
嬬キャベ海外協力隊プロジェクト事務局
自然塾寺子屋
〒370-2202 群馬県甘楽郡甘楽町小幡七
TEL/FAX:0274-74-6061 Eメール:info@terrakoya.or.jp
WEBサイト:https://terrakoya.or.jp
担当:矢島、森